2024/03/21 17:06

メテオスの山田です。

日々、隕石の研究をしています。

模様の出し方やサビについてなど、隕石の中身についてはもちろんのこと、隕石の加工についても研究しています。

最近では、隕石を入れたらすぐにペンダントにできる、今すぐペンダントが人気で、特に丸型タイプがよく売れます。

お陰様で在庫切れになってしまい、現在入荷待ち状態です。

それだけ丸い形の需要があるのですから、私たちメテオスはそれに応えようと、新しい機械を導入しました。

それが旋盤です。




こけしのような、木材で左右対称の円柱体の作品作りに使われます。

しかしメテオスは隕石屋。鉄の加工屋です。

金属用の旋盤もあるようですが、とても良い車が買える金額で機械も大きすぎるし、さすがに買えません。

立体的な物を加工するのではなく、スライス品を丸くするので、どうやったら固定出来るのか?頭を悩ませていました。

もちろんコストの計算も大切です。

お金をかければ、そりゃ立派な仕上がりになるでしょうが、そうなると販売金額を上げざるを得ません。

そうならないように、アイデアを振り絞り、なるべくコストをかけずに、そして隕石のロスを最低限にするようにします。

一般的に丸い形の物を作る時には30%くらいのロスが出るようです。しかしメテオスは10%に収めるようにしています。

限りある資源だからこそ、大切に1ミリもカケラを逃さないようにします。

ちなみに、丸い隕石を作るには、まず四角にカットします。そして四隅をカットしてから丸に整形します。なので三角形の小さな隕石のカケラが大量に出るのです。

それを丁寧にバリ取りをして、ギベオンのさざれも同時進行で作っています。近日中にリリース出来ると思いますので、楽しみにしててください。

さて、そんな試行錯誤して旋盤と向き合った結果、出来なくはないが納得のいく結果にはなりませんでした。

機械の知識があまりにも無く、専門用語が分からないため検索も出来ません。

ですので、今、電車に乗って東京に向かっています。旋盤に詳しい方にお話を伺いに行きます。

「餅は餅屋」

隕石専門店をやっているからか、専門家に話を聞く事に関しては時間と労力を惜しまないようにしています。

隕石についてはプロとしてやせていただいてますから、何でも聞いてくださいね!

さぁ、そろそろ最寄駅に到着するようです。

皆さんに喜んでいただけるような隕石を作れるように、全集中で勉強してきます。