昨日、ギベオン隕石のネックレスが出来るまでの動画をYouTubeで公開しました。

完全自己満の世界ですが、我ながら良い動画になったと思っています。

約3年前に隕石屋として生きていく事を決意した私ですが、当日は隕石屋なんて全くと言って良いほどいませんでした。

フリマサイトなどでも隕石はありましたが、よく見るメッキゴリゴリ品がほとんどで、メテオスが扱っているような、生の隕石を見る事は難しかったです。

知らず知らずのうちに隕石の認知度が上がってきて、タイミング良く隕石ブームに乗れたのですが、それは運が良かっただけだと思います。

今では隕石屋専門店はほぼありませんが、隕石を扱っているお店が増えてきたように感じます。

そうなってくると運だけでは生き残っていけません。ここから競争が始まると予想します。

高級食パン屋のように流行れば、同じようなお店が増え、数年後には閉店するような事態が起こるのでは？

毎日が恐怖との戦いです。

お客さんから選んでいただける為に何が出来るのか？メテオスしか出来ない事は何なのか？メテオスってどんな隕石屋なのか？

ビジネス書を読みながらそんなことを考えていました。

すると、1つの答えがフワフワと出てきたのです。

「隕石を切ってアクセサリーを作ること」

1人ひとりの「当たり前の感覚」が違うのと同じで、私たちからすると隕石を切って商品を作るのは当たり前の事なのですが、皆さんからすると異次元のような行為だと思います。

そこに気付けました。

次の日、カメラと三脚を持って、工程ごとに何カットも撮影して、簡単な動画編集をして、サムネを作って…と、3時間かけて2つのギベオンのペアネックレスを作りました。

当然、カメラを回さない方が沢山の商品を作れます。でも、このようなメイキング動画を作る事で、お客さんが安心してくれる事を考えると決して無駄な事ではありません。

むしろそのような動画は撮るべきです。

「メテオスは原石から隕石をカットして、標本やアクセサリーを作ってます」

と言っていますが、その証拠VTRが無かったので、気付けて良かったです。

今ふわふわと思っているのが、1つの原石を全て標本やアクセサリーにする企画です。

その全工程をYouTubeで公開し、同時に出来た商品をオンラインストアで出品するというマグロの解体ショーみたいなやつです。

「この隕石は、この動画のあの部分じゃない？」

きっとこのようなワクワクトークが日本全国で巻き起こるでしょう。

その動画で作った隕石を全部集めると1つの原石になりますので、完売後、奇跡的に全部集められたらきっとYahoo!ニュースに載れますね（笑）

思いついても誰もやらない事をやるのが、メテオスです。

好きな事を仕事にさせていただいておりますから、トコトン全集中して、皆さんへ伝染するくらいの隕石ワクワクをお届けいたします。

さて、何の原石を使おうかな？事務所に行って確認してきますね！

では。