2024/03/05 10:03

メテオスの山田です。

先日、浅草で隕石マルシェが開催されました。隕石マルシェとは、メテオスの隕石を直接見て買える展示会です。




今回のイベントは、お陰様で過去最大の来場者数と売上を記録することができました。

心より感謝申し上げます。

また、予想以上の混雑で、お会計をお待たせすることになってしまい申し上げございませんでした。

いつもであれば、常連さんとの隕石トークを楽しむ場所として、憩いの場的な位置づけでしたが、それは今後出来なくなりそうです。

もしかしたら私は大きな嘘をついてしまったようです。

私は前の記事で、お客さんとのコミュニケーションを大切にすると断言しました。

しかしながら、展示会でレジ係の私の手が空いたのは15時ごろ。もちろん数分の合間にはお客さんの所に行き、「分からないことがあったら、何でも聞いてくださいね」とお声がけをしています。

が、初めて全員のお客さんに直接お話しすることは出来ませんでした。

盛り上がってすごく嬉しい反面、どうにかしないといけない。という責任感がのしかかってきたのです。

会場を広くして、スタッフを増員すれば解決する話だと思うでしょうが、それには会場の広さに合うだけの在庫を増やさないといけません。

今までも、今でも、フル稼働で在庫作りをしています。

オンラインストアからご注文いただいた商品の発送が最優先事項ですので、なかなか十分なリソースを在庫作りに回せません。

数工程を省き、手間を減らして在庫を作ればきっと在庫量は増えるでしょう。省いても隕石のクオリティーにそこまで影響が出ない工程もあります。

そんな事は分かっています。分かってはいけるど、出来ないんです。

私が事務所で1人なら、余裕で在庫作りの仕事をサボることは出来ます。出来るのですが、なんか犯罪を犯しているような気持ちになって、どうしても手間と時間をかけてしまうのです。

私はよく展示会で「オススメの隕石ありますか?」と聞かれます。

その時には、お客さんの予算内で自分が作った最高の出来の隕石を勧めます。

そしてなぜオススメなのか?を他の隕石と比較して伝えるようにしています。

もし隕石作りで手抜きをしてしまうと、オススメの隕石を聞かれる度に、嘘を付かなくてはいけなくなるので、きっと展示会でお客さんと話するのが嫌になるでしょう。

それは隕石屋として地獄です。そんなことするなら、隕石屋を辞めた方がましです。

そう思ってしまうのです。

話は戻りますが、十分な在庫量の製造体制が整うまでは会場を広くしようとは思っていません。

そうするとお客さんとのコミュニケーションの場としての、隕石マルシェではなくなってくるでしょう。

そこで考えたのが、オフ会です。

私が懸念しているのは、お客さんで溢れかえる会場問題ではなく、お客さんと話す時間のことです。

展示会ですので少しはお客さんで賑わっていた方が良いと考えます。

今、ふわふわと検討しているのが、隕石マルシェ閉場後に、お客さんと近くのレストランでお食事をするイベントです。

今回は私の他に、占い師りささん、お香屋のお坊さんも来てくれました。

私たちとゆっくり美味しいご飯とお酒を飲みながら、隕石トークでも、占いトークでもしましょう。きっと楽しいヒトトキになるのは間違いなし!

次、浅草での隕石マルシェは5月12日です。その日、実は私の誕生日でして、占い師さん曰く、誕生日はお正月のように1年の目標とか何か行動を変えるのに最適な日なんだそうです。

お客さんからしては、隕石を見て買えるイベントとして、私たちからしては、日頃の感謝を伝えるイベントとして、東京隕石マルシェはこれかも進化し続けます。