2024/02/26 09:18
【日本初!ふるさと納税に隕石!】
メテオスの山田です。
実は2023年9月から隕石をふるさと納税に登録しようと動いていました。
しかしタイミングが悪く、2023年10月に法改正され、登録品の確認に国が絡んでくることになりました。
そうなると認可にとても時間がかかり、スムーズに登録が進まない事態となります。
残念ながら2023年のふるさと納税ピーク12月に登録が間に合わず断念しました。
そしてつい先日、さとふるから登録完了のメールが届き、ついに隕石が正式に栃木県足利市の地場産品として認められたのです。
4ヶ月もかかりました。
年々、地場産品の基準が厳しくなっているようで、市役所の担当者さんも厳しいような発言をしていました。
なぜ隕石が地場産業に選ばれたのかというと、製品が出来るまでの工程を全て栃木県足利市でやっているからです。
自社でほぼ全ての加工をしているのですが、どうしても設備不足から外注しなくてはならない工程もあります。
その1つが研磨です。
この写真は研磨屋さんに相談に行った時の写真です。新築の家が買えるくらいの大きな設備で、一瞬にしてセイムチャン隕石がピッカピカになりました。
工場長に隕石の話をしたり、隕石が足利の地場産業として認められたことを伝えるととても喜んでくれて、快くお仕事を受けていただけたのです。
さてここで1つの疑問が生まれると思います。
「なぜ、メンドクサイ審査などがあるのに、わざわざふるさと納税に登録をしたのか?」
もちろん売上の期待もありますが、正直売れるとは思っていません。
1番の理由が「隕石をちゃんとしたい」という、気持ちです。
どうしても隕石と聞くと、パワーとか金運とか、そういうスピリチュアル的な要素が検索でヒットしてしまいます。
すると「隕石=怪しい」と思ってしまう人がいるのです。
別に隕石パワーやスピリチュアルについては否定的ではありません。実際にお客さんから体験談をいただいていますし、私もそこからデビューしました。
そこで怪しさを少しでも減らす為に考えたのが、「公的機関の認証」です。
ふるさと納税の場合は「栃木県足利市」と「総務省」の承認が必要ですから、隕石は立派な承認バッジを2つもゲットしたことになります。
これが直接的な効果を生むかは未知数ですが、1歩だけでも良い方向に向いたのなら、私は満足です。
3年後には、足利フラワーパークとならぶ「隕石のまち、足利」となるように、頑張っていきます。
もし、ふるさと納税をすることがあれば、栃木県足利市を選んでいただけると嬉しいです。